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胸郭出口症候群

最近急激に気温が下がりました。
それに伴い、痛みや痺れの症状が出る方が多く来院されています。

そこで今回は、痺れの症状の中でも、最近多い手に痺れの症状が出る
胸郭出口症候群について説明していきます。

初めに、この様な症状がある方は胸郭出口症候群の可能性があるのでしっかりとした施術を受けることをお勧めします。
⓵手の痺れがある
⓶肩周囲の痛みがある
⓷10秒ほど手を挙げ続けると指先が白くなったり痺れがでる
⓸胸を張った時に手に痺れがでる
皆さんは、このような症状は出ていないですか?

この様な症状がある方は、要注意です!

胸郭出口症候群の
胸郭とはあばら骨の事で、
出口とは首付近のあばら骨の隙間のことを指しています。
その首付近には、腕神経叢と呼ばれる手に繋がる神経や鎖骨下動脈と呼ばれる手に繋がる動脈があります。
その神経や血管を斜角筋や小胸筋と言う筋肉が圧迫し障害を加え症状がでてしまうことを
胸郭出口症候群と呼びます。
胸郭出口症候群の主な症状である神経痛、は気温が下がると症状が出やすい為、
気温の下がり始めた今の時期は、症状が出やすいです。

胸郭出口症候群の症状が出やすいもう一つの原因として、
姿勢の不良があげられます。
特に、猫背やストレートネックの方です。
猫背やストレートネックの方は見た目上の問題だけでなく、
胸郭の出口が狭くなることにより
手の痺れや筋肉の萎縮 握力が入りづらい等の神経症状が起こる事があります。
その為、猫背やストレートネックの方は
胸郭出口症候群の予備群と言えます。

当院でできること
手技や電気療法などを使い、小胸筋や斜角筋の筋肉の緊張をとります。
また、神経症状軽減の為に鍼灸施術を行い症状の軽減を図ります。
しかし、それだけでは再発する事が多々あるので同時にトレーニングを行う事により、
そもそもの原因である猫背やストレートネックの改善を行っていきます。

セルフケア
小胸筋と斜角筋のストレッチや、体幹トレーニングを行っていきます。
そもそもの原因の姿勢をコントロールする事により症状が出ないようにしていきます。

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